INTERVIEW

お客様対談

お客様対談×学校法人九州国際学園様

九州国際学園様は、佐賀市にて各種スペシャリストの育成を行う九州国際情報ビジネス専門学校と、全日制の高等専修学校として、佐賀北・クラーク両校通信制との連携により高校卒業資格を取得できる九州国際高等学園を運営されている学校法人です。コロナ禍において「生徒」と「職員」の健康を守りつつ授業を行うため今回、TAIONmanagerをご導入いただきました。
ご担当いただいた、法人本部統轄部長の筒井修様に「TAIONmanager」について、弊社AIプランナーの最所と対談して頂きました。

■ 福博印刷にご興味を持ったきっかけ


筒井様: 私はもともと他業界から転職して、九州国際ビジネス専門学校にきました。
そのため、学校関係の仕事の進め方がわからないことも多かったのですが、当校の情報システム化についてはAI・IoTの流れが日々目まぐるしく変わっている中で、実際のビジネスを展開している民間企業と連携した授業展開が必要だと感じていました。
また、佐賀県内の企業様と寄り添いたいという考えもあったので、佐賀県産業労働部 産業政策課DX・スタートアップ推進室の北村様に相談して、ご紹介いただいたのがきっかけです。

最所: 弊社としても普段は、学生さんたちと接する機会がなかったので学生さんに少しでもAI・IoTに興味をもっていただくために、どのような授業を行えばいいのか一緒に考えさせていただける貴重な機会をいただきました。その後は学生さんたちへの課外授業にもお呼びいただくなど、交流を続けさせていただいています。

筒井様: 福博印刷さんの授業で行っていただいた、「あったらいいなと思うAIを考える」グループワークは、AIとは…という一方的な講義ではなく、自分たちでどんなAIがあったらいいか考えてプレゼンするという内容で学生たちも真剣に取り組んでおり、当校としても学生指導のヒントをたくさん頂けました。また、こういった交流は県内企業さんをしっかり学生に見せるという意図もあります。

最所: なかなか民間企業で働いていると出来ない経験でしたね。しっかり見て考えて頂くように「グループワーク」という形式を採用させて頂きました。そのほかにも意図やお考えがあるのでしょうか? 

筒井様: 当校は佐賀県における専修学校ですので、県内企業・団体に少しでも多くの学生に就職してもらい、地域に貢献するという役割があります。
しかし、学校側からそのような考えを一方的に学生に押し付けるのではなく、自分で就職先を選ぶ選択肢の一つとして就職活動の前段階で民間企業の実務に携わる方と触れ合う機会を作り、就職後のイメージを付けて欲しいと思っています。 

最所: そのお考えには大変共感しています。また、一般的なお取引だけの関係ではなく、従来とは違った形での繋がりやお互いの経営資源を組み合わせることで、今までにない相乗効果を出せるのではないかと私も期待しております。 

■ 「TAIONmanager」で300名分を記録管理

最所: 設置以前は御校において、学生様の健康管理をしなければという課題は感じられていましたか?

筒井様: 健康管理はもちろんですが、設置してみると別観点からも気づきがありました。
ちょうど「TAIONmanager」の導入と同じ時期に労働基準監督署からの視察もあり、その時に気付いたんですが、このソリューションって勤怠管理にも役立てられそうですよね?

最所: 現在リリースしているバージョンでは実装しておりませんが、同じような要望も出ていますので、新しいバージョンでは実装を検討しているとことです。

筒井様: 顔認証で個人を特定できていますし、午前と午後の1日2回検温記録も取れるので。
あと検温ってどこの企業様でも起きることかもしれませんが、非接触検温器を置いておくだけだと、本当に忙しい時って、なかなかできない時もありますよね。
このソリューションは目の前を通るだけでいいので、あまり負担には感じないと思います。

最所: 非接触検温器で検温して手書きで記録しているところもありますが、自己申告の場合は、その記録内容の信憑性も疑う必要がありますよね。「TAIONmanager」の場合、記録も自動で行われるので、何かに触れたり、検温データを改ざんしたり、わざわざ記入する必要もありませんからね。

筒井様: 感度も非常にいいので、従来の検温カメラの要領でずっと立ち止まられる人もいます(笑)「TAIONmanager」は顔が映ったと思った瞬間にもう検温が済んでいますが、学校に設置するためにあえて、検温時の音はならないようにしていただいているからですかね。

最所: 「TAIONmanager」は何名を対象に運用されていますか?

筒井様: 当校は4月からの新入生を含めると300名くらいの人間が出入りしますので、記録管理を勝手に行ってくれるのは本当にありがたいです。またキャスター付きで移動が簡単なので、一度設置頂いた後でも場所を変えようと思えばすぐに動かせるのも助かりました。

最所: 300名の記録を管理するとなると大変な作業になりますからね。活躍できているようでなによりです。最後に「TAIONmanager」に対する新しい要望などございますか?

筒井様: そうですね、しいて言うのであればカメラが人の動きを追ってくれればいいかなと思います。「TAIONmanager」の設置に気付いていない人がいても、検温漏れが起きないので。。。
また、顔認証できることで検温時のすり抜けを防止できたり、そもそもの顔認証登録者しか通さないようにしてセキュリティ面に使用できるようになれば、活用場面も増えるのではないかと思います

最所: なるほど!新しいバージョンを検討する際、実装できるか検討してみたいと思います。本日は、ありがとうございました。

筒井様: こちらこそ、ありがとうございました。

この度は、お仕事がいそがしい中、対談にご協力いただきありがとうございました。
対談中には、「TAIONmanager」をどうやって広めるかというお話までおよび大変盛り上がりました。
最後には、写真は2人で写りたいと最所と2人話しをしながら撮影させていただきました。
本日は、貴重で楽しいお時間をありがとうございました。

福博印刷株式会社
CRM推進部データビジネスソリューションチーム